9月に入り、東京は朝と夜だけ涼しくなった。昼間の暑さはまだ続いているが、オーブンの中で過ごすような「酷」の季節と比べたら比較的過ごしやすい季節になったと思う。最近はジムに通ったり、アークナイツをやったりしていた。
先月（2024年8月）に前職の区切りをつけ、今月から株式会社Helpfeelで働き始めた。TypeScriptやJavaScriptを書いたり、ExpressやReactをいじったりしている。職業はWebエンジニアに変更になった。個性的なエンジニアが多数在籍していて楽しい環境である。
「なぜこの会社にしたのか」とか「前職を辞めた本当の理由」とかは今は書けない。
人の感情が織りなす群像劇が常に自分の認知の外で展開されていき、ついていくことができないでいる。別に今に始まったことではなく、物心着いた時から全くついていけてなかった気がする。よく「学校のクラスメイトの二人が恋愛関係になっていたのを卒業後に知る」話があるが、似たような話が学校を卒業してからも続くとは思わなかった。しかも登場する感情の幅は増えており、難易度は高くなっている。
情緒的なやり取りを理解できず、学習性の無力感が積み上がっていった。やがて閾値を超えたらしく、他人の内面が全く把握できなくなった。他人が何を考えているのか理解できない。自分の言葉が、行動が、他人の感情になんの影響を与えるのか予測できない。
であるならば、感情に影響を与えうる表現・行動は可能な限り避けた方が望ましい。作用がよくわかっていない行動をするべきではない。だが、感情を排して情報だけを残した文章に意味があるとは思えない。情報の伝達だけを目的とした行動は仕事では有益だが、人生の全ての時間を仕事に費やしているわけではない。
今は何も書かないほうがいい気がしている。
