現実モデリング

データとかエンジニアリングとか健エミュとか

日記2022/06/13:近況報告

卒業式のこと(3月)

 大学で過ごしていたら卒業式の日が発生した。必要な書類をとりにいくため大学に行き、学位記をもらった。アカデミックガウンをはおり、振袖を着て笑顔で写真を撮っている人たちがいた。大事なのは将来ではなく今ここにある現在だった。ゼミ教員の最終講義の内容に文句をつけに行った。ゼミ同期がパワフルなカメラで写真を撮ってくれたので、健常者のふりをして親に写真を送った(ありがとう)。同クラだった人と『すばらしい新世界』のようなsex(性)とproduction(生)の分離、ファシズム国家主義について話した。高校の同期だった人たちと写真を撮った。その人たちは、高校の頃教員だった人たちと自分たちの現在における関連性について言及し、盛り上がっていた。知らない世界だった。沈黙は金、苦手な話題については黙っていた方がいいこともあると知った。健常者エミュレータの精度を向上させ、退散した。いてはいけない場所だった。

資格を三つとった

 悪夢を見るようになってから3年経った。兄を殺して警察から逃げる夢を繰り返し見ている。薬で抑えている。一度起きると効果が切れるから、二度寝することができない。寝ていられないから起きる。生活は健康的だった。起きてもやることがないから、勉強をした。大学の成績は悪くなかった。社会人になってからは資格を三つとった。次は応用情報技術者を取りに行く。

健常者エミュレータ事例集Wiki

 2月末に「健常者エミュレータ事例集Wiki」を作った。コアな層にウケたらしかった。公式のBot連携機能に不満があったから、Pythonで更新を通知するBotを作った。自分で更新するのが面倒だったから、Node.jsで閲覧者数トップ10の記事を更新するプログラムを書いた。自分で作ったものがカタチになって、ほかの人に伝わっていくのを見るのは面白かった。現実の知り合いからも「見ているぞ」と言われた。自分なりの答えは出した。

健常者エミュレータの精度向上

 社会人になって、平日は毎日他人と話すようになった。健常者エミュレータを実践する機会が増えた。前はできなかったことを今できるように、今できることをもっと綺麗にできるようにしていく。健常者のふりをする練習をした。研修も頑張った。協力的で、人助けをする人間のふりをした。最初は生活の糧を稼ぐためだった。今は精度の向上それ自体が目的になった。

ひっこし

 親は狂っていると思っていた。しかし客観的に考えると親は狂っていない。学費も出してくれたし、塾も予備校も行かせてくれた。人生の重要な決定(志望校の選択や就職先の選択)でも、親はすべて自分にまかせてくれた。しかし、自分が「親が狂っている」と強く結論付けているのは事実だった。狂っているのはおれかもしれないと結論付け、出て行った方がいいと判断した。出ていくことにした。今は独りで暮らしている。

風俗
 健常者のふりはコンテキストを共有しない他者に対しても有効でなくてはいけない。風俗はうってつけだった。健常者のふりをして会話をして、セックスした。