現実モデリング

データとかエンジニアリングとか健エミュとか

健常者エミュレータ事例集の維持費

ざっくりとだが、健常者エミュレータ事例集の維持費が月当たりどのくらいなのかまとめてみる。

Lightsailの費用

健常者エミュレータ事例集は、AWSのLightsail上に構築されたWordpressサーバーの上で走っている。RAM4GB, vCPU2つのインスタンスを選択しているので、これが月額$20。最初は一番左の激安インスタンスだったが、さすがにスペック不足だった。今は$20のプランで落ち着いている。

 

Lightsailの料金プラン
ドメイン

healthy-person-emulator.orgのドメインをRoute 53経由で取得している。覚えてないが、多分年1000円から2000円くらいだった気がする。

 

AWSのコストはそんなものだが、健常者エミュレータ事例集ではGoogle Cloudも使っているのでそのコストも見てみよう。

 

Google Compute Engine

Discordサーバー「健常者エミュレータ事例集」で、合言葉を入れるとロールを自動で付与してくれるBotを運用しているが、その裏側にはGCEを使っている。一番安いインスタンスで、月¥150程度かかる。

 

Bigquery

毎日投稿がいくつくらいあって、コメント数がどの程度あって、いいね・よくないねの数がどの程度なのか、日時で報告する仕組みをLINEで作っている。Wordpressのコンソール画面で見られる情報をプッシュ送信する仕組みだ。仕組みとしては、Cloud Functionsを使ってWordpressサーバーのMySQLからデータを取り出しBigqueryに入れて、dbt Cloudで変換している。

こういう通知が毎朝届く

維持費が、無料のCloud Functions + Bigquery + 無料のdbt cloudで合計月3円程度。

 

まとめ

月当たり大体2000円から3000円程度で動かしていることになる。Lightsailのインスタンス代が大半で、他がちょっとずつ、という割合になる。

大したコストではない。今まで「サーバー維持費のため」という名目で健常者エミュレータ事例集にAdsense広告を出していたが、ユーザー体験を阻害しすぎなのと、そもそもそんなコストかかってないのにAdsenseする必要があるのか?と思い、広告を停止した。

とはいえ寄付は欲しいが...